殉情
2002年3月17日(日)12時公演 5列40番
この日 月影瞳さんも観劇されていた。
先日放映されていた 山口百恵と三浦友和の映画「春琴抄」とだぶります。
まず、絵麻緒ゆうの芸が若い!と思った。
天海、姿月、匠と同期だが、演技が若い。(苦情あるだろうな〜)
「殉情」初演は七年前、WOWOWスターの小部屋にて、一部観ていた。
異色な作品と思い、まだ保存してある。絵麻緒と月影のトーク、湖月の青年マモル役。
そして利太郎の千珠の名演技。生を見たくてたまらない作品でした。当時のプログラムあり
春琴の月影が絶品だったが、今回の紺野まひるも頑張った。
ただのキツイ女にならないかと不安でしたが、かわいいところが見え隠れしていじらしいとさえ感じられました。大きなプレッシャーがあったことと思います。
湖月は当時全盛のSMAPキムタクを意識して、今風な若者をカッコよく、青年風に演じていた。音月はそのまま素直に、、好感もてた。華あり今回2番手格?少ないダンスシーンでも芯で踊る。
問題は利太郎。千珠は大きなほくろをつけ、思うままにアドリブを使い楽しんで破滅的な演技で出演者を引っかきまわしていた。これで思い残すことが無かったか、退団した。
今回初め風早優〜かと思ったが、箙で納得!!白塗りが滑稽さと不気味さを出していて
とても上手でした。お稽古場面では、本当に三味線を弾きました。さすが、専科!
うわべの演技だけでないことがわかる。
絵麻緒〜石田先生の言葉より〜キザの基(素)ともいえる包容力を観て欲しい
「キザは包容力の中にあり」抑えた演技、ストレスの溜まる役ではあるが、卑屈にならず
凛とした持ち味がそうさせなかった。声がいいので歌は得をしている。芝居は余裕さえ感じられ、針で目をつくシーンは、、、その世界に入ってしまう危ない演技でした。
何回も紺野に叱られ「すんません!」の言葉が残る。辛抱役?マゾ役?はまりすぎていました。
主役2人と若手音月そして専科だけで。後は「風共〜」とDS
本当に皆よくやったと思う。でも、、スターが少なく寂しい。
その中で若手〜貴船尚(風早優似)が目立った。
番頭、麻愛ひかる。芸者、森央かずみ、、もうひと頑張りしてほしい。
特にフィナーレが盛り上がらない。
これでもいいけど「カナリヤ」「ワルフザケ」と同じ7000円だと思うと正直不満です。
ラストはあちこちで鼻をすする音。笑って泣いて忙しいです。
最後に、現代のカップルが年配者に主人公の話を聞くパターン。
「誠の群像」のような、鬼のシーンとそっくりな群舞。
石田先生〜過去の作品の模倣が目立つ。
お似合いのTOPコンビの登場。大劇場作品が楽しみです。